「福岡から大きな荷物で来たけど、登山中どうすればいい?」
富士登山当日、こんな悩みを抱えていませんか?
結論からいうと、五合目のコインロッカー・ホテルのフロント・駅のロッカーのどれかを使えば解決できます。ただし、コインロッカーには閉店して取り出せなくなる「回収不能トラップ」があるので注意が必要です。移動手段や宿泊プランによって最適な方法が違うので、この記事で全パターンをまとめました。
我が家は福岡から小学生を連れて富士登山に挑戦予定。荷物の預け先を事前にリサーチしておくことで、登山当日はザックを軽くして体力を温存できます。
この記事を読めば、自分の移動手段・宿泊プランに合った荷物の預け先がすぐに見つかります。

遠くから来るとき、余計な荷物どうするかって悩むよね〜。事前に調べとかんと当日パニックになるけん!
はなきんは旅行会社勤務時代に山岳ツアーを担当した経験があります。その経験をもとに、現地で実際に役立つ情報だけを厳選してお伝えします。
- 富士山登山中に荷物を預けられる5つの場所と特徴
- 五合目コインロッカーの「回収不能トラップ」の注意点
- 移動手段・宿泊プラン別の最適な預け先の選び方
- 各方法の費用目安と事前予約の要否
富士山登山で荷物を預ける場所は主に5つ
まず全体像を把握しておきましょう。荷物を預けられる場所は大きく5つあります。
| 預け場所 | こんな人に向いている | 費用目安 |
|---|---|---|
| 五合目のコインロッカー | マイカー・バスで五合目に直行する人 | 小300円〜大600円(変更の可能性あり) |
| 宿泊ホテルのフロント | 前泊・後泊を利用する人 | 無料〜(ホテルによる) |
| 駅のコインロッカー | 電車・バスで移動する人 | 300〜800円程度 |
| ツアー・タクシー会社の預かり | パッケージツアー参加者 | ツアー料金に含む場合あり |
| 山小屋での補給に切り替え | 荷物を極限まで減らしたい人 | 食料・飲料は割高 |
【一番使われる】五合目のコインロッカー
設置場所と料金
吉田ルート(富士スバルライン五合目)には複数の施設にコインロッカーが設置されています。
- 富士急雲上閣:大600円・小300円(※料金は変更の可能性があります)
- 五合園レストハウス:複数設置あり
- 富士山みはらし:コインロッカーあり
登山に不要な荷物(下山後の着替え・温泉セット・お土産用バッグなど)をここに預けておくことで、ザックの重さを大幅に減らせます。

僕は下山後の着替えを小ロッカーに入れとったばい。300円でザックが2〜3kg軽くなるなら安いもんたい!
注意点①:閉店で荷物が取り出せなくなる
コインロッカーは施設内(屋内)に設置されているため、売店が閉まると建物ごと閉鎖されます。下山が遅れると着替えや車のカギが取り出せなくなります。
閉店時間は通常17〜18時頃ですが、夏の最繁忙期は4〜24時まで延長されることもあります。日によって変わるため、当日朝に現地スタッフへ確認しておくのが確実です。
注意点②:ハイシーズンは満杯になる可能性がある
週末やお盆の午前中はロッカーが全て埋まることが多く、不要な重い荷物を背負ったまま登る羽目になるケースも。
満杯だったときの3択:
- 五合目の売店スタッフに代替手段を相談する
- 荷物をまとめてザックに詰め込んで登る(ザックに余裕を持たせておく)
- あらかじめ麓の駅ロッカーに預けてくる(後述の2段階預けへ)
→ 2026年から始まった14時ゲート規制の直前は特に混雑します。詳細はこちらの記事をご覧ください。
ルート別・ロッカー事情まとめ
- 吉田ルート:コインロッカーあり(前述)
- 富士宮ルート:レストハウス焼失後はプレハブ運営中。シャトルバス発着場の避難休憩施設内に24時間利用可能なロッカーあり
- 須走ルート:機械式ロッカーなし。山荘が預かってくれるが営業時間外は受け渡し不可
- 御殿場ルート:五合目に一般向けロッカーなし。事前に麓で預けてくること
【遠征組に最適】宿泊ホテルに預ける
前泊・後泊ホテルのフロントに相談する
福岡など遠方から来る場合、河口湖・富士吉田エリアで前泊・後泊するケースが多いと思います。ホテルのフロントに不要な荷物を預けられる場合があります。
チェックイン前やチェックアウト後でも荷物を預かってくれるホテルが多く、登山に必要な最低限の荷物だけ持って五合目に向かえます。
チェックアウト後でも預かってくれるケースが多い
「チェックアウトは10時だけど、下山は夕方になる」という場合も、事前に相談すれば預かってくれるホテルがほとんどです。予約時か到着時にフロントへひと言確認しておくと安心です。

ホテルに大きいリュックとか着替えとか全部置いといけるとね?それ楽やん!登山用のだけ持てばいいとね〜!
【電車・バス移動なら】駅の24時間ロッカーが安心
24時間使える駅ロッカーの場所
五合目のロッカーと違い、麓の主要駅のロッカーは深夜・早朝でも取り出せる24時間タイプが多いのが利点です。
- 富士急行 富士山駅:改札付近にロッカーあり
- 河口湖駅:観光案内所周辺にロッカーあり
- 御殿場駅・富士宮駅:改札外に24時間アクセス可能なロッカーあり
福岡遠征なら「2段階預け」が最強
スーツケースや観光用の私服など山頂に絶対持っていかないものは、麓の駅ロッカーに先に預けてから五合目へ向かうのがおすすめです。
- 第1段階(麓の駅):スーツケース・観光用私服などを24時間ロッカーに預ける
- 第2段階(五合目):天候を確認し、不要な防寒具などをコインロッカーに預けてさらに軽量化
こうすることで、五合目のロッカーが満杯でも最悪の事態を防げます。
【ツアー・タクシー利用なら】預かりサービスを確認
ジャンボタクシープランの荷物預かりサービス
ジャンボタクシーのツアープランでは貴重品以外の荷物を預かってくれるサービスが含まれている場合があります。内容はツアー会社によって異なるため、申し込み時に確認しておきましょう。
立ち寄り施設のロッカーも活用できる
ツアーによっては登山前後に温泉施設(湯らぎの里など)に立ち寄ります。施設内にコインロッカーがある場合は、着替えや不要な荷物をそこで預ける形をとれます。
バス車内への置きっぱなしはNG
往路と復路で車両が変わるため、バス車内に荷物を置いていくことはできません。必ずコインロッカーや預かり所を利用してください。

バスに置いといたらあかんとね!帰りのバスが違う車やけん、荷物なくなっちゃうばい!気をつけてね〜!
荷物を減らす3つの工夫
飲食物は山小屋で購入する
飲み物・食べ物は重くなりがちです。山小屋でも購入できるので、最低限の水分だけ持参して食料は山小屋で補給するのも一つの手です。割高にはなりますが、体力温存を優先するなら十分アリな選択肢です。
着替えは防水スタッフバッグにまとめて預け所へ
下山後の着替えや温泉セットは、防水のスタッフバッグにまとめてロッカーに入れておくと、戻ってきてすぐ着替えられて快適です。
貴重品は必ず身につけて登る
財布・スマホ・保険証・登山証明書(QRコード)などの貴重品は必ず登山ザックに入れて携行してください。ロッカーや施設に預けるのはあくまでも不要な荷物のみです。
富士山登山の荷物預けまとめ
- 五合目のコインロッカーが最もポピュラー(大600円・小300円)。閉店時間(通常17〜18時)と満杯リスクに注意
- 御殿場ルートは五合目にロッカーなし・須走ルートは機械式ロッカーなし。ルート確認を忘れずに
- 前泊・後泊するならホテルのフロントに預けるのが最も楽
- 福岡からの遠征なら「麓の駅ロッカー+五合目ロッカー」の2段階預けが最強
- ツアー参加者はバス車内NGを厳守
- 貴重品は必ず携行
荷物が軽いだけで登山の体験は全然違います。小学生と一緒なら、大人のザックをできるだけ軽くして子どものサポートに余力を残しておくことが大切です。
富士登山の全体的な準備はこちらもあわせてどうぞ。


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