「結婚してからずっと貯金ゼロだった。でも今、2,500万円の資産がある。」
信じられないかもしれないけど、これは私の話。夫は公務員。安定した収入があるはずなのに、給料もボーナスも消えていた。私が何を言っても変わらなかった。
でも、ある日夫が変わった。
この記事でわかること:
- 夫がお金を使いすぎていた頃の実話
- 家計が変わった転換点
- 貯金ゼロから2,500万円を築いた具体的な方法
公務員家庭でFPの資格を持つ私が、実際の体験をそのまま書く。「うちも同じかも」と思う人に届けば嬉しい。
夫がお金を使いすぎていた頃の話
公務員という仕事は、外から見ると恵まれて見える。でも当時の夫は、仕事のストレスが相当きつかったらしい。
そのはけ口がギャンブルだった。
給料が入っても、気づいたらなくなっている。ボーナスもいつの間にか消えている。貯金通帳を見ると、残高は数万円。「今月も赤字だ」と私は毎月ため息をついていた。
何度も話し合いをした。「貯金しようよ」「将来が心配」「子どもが産まれたらどうするの」
夫は「わかった」と言う。でも何も変わらなかった。
正直、諦めかけていた。このまま老後まで貯金ゼロで生きていくのかな、と。
ボーナスが消えた日
ある年のボーナス支給日のこと。「今年はいくらくらい入った?」と聞くと、夫の顔が曇った。
「使っちゃった」
一言だった。その瞬間、頭が真っ白になった。ボーナスが出た日に消えた。どこに行ったかもわからない。
私はそこで気づいた。これは夫に任せていたら無理だ。私が動かなければ、何も変わらない。
転換点:夫が本当に変わったあの日
それは子どもが産まれてしばらくした頃のことだった。夫が突然こう言った。「お金貸してくれないか。」
私は驚いた。どういうこと、と聞くと、ギャンブルで大きく負けたという。
その時の夫の顔は、今でも忘れられない。恥ずかしそうで、消え入りそうで、でも正直に話してくれた。私は「貸さない」と答えた。でもそれが転換点になった。
「負け」を認めた夫が変わった
夫は、その日から少しずつ変わり始めた。ギャンブルをやめると言った。最初は半信半疑だった。でも今度は本当に変わった。
夫自身が、主体的に動き始めた。
「タバコをやめたら60歳でいくら貯まるか計算してみた」
ある日、夫がスマホを見せてきた。タバコ代を30年間投資に回したら、複利でどれだけになるかを計算していた。そのインパクトが、夫の「長期投資」への入り口になった。
変わってから家計はどう変わったか
夫が変わってから、私たち家族の家計は大きく変わった。
先取り貯金を導入した
給料が入ったら、まず貯金分を先に取り分ける。残りで生活する。これが基本になった。
公務員の扶養手当や子ども手当も、全額貯金に回した。0歳からずっと続けている。
幼稚園が無償化された年には、それまで支払っていた幼稚園代(月3万円)をそのまま貯金に上乗せした。年少・年中・年長の3年間、毎月3万円をそのまま貯金に回し続けた。
マネーフォワードで家計を見える化した
夫婦でマネーフォワードを共有するようにした。資産がリアルタイムで見える。「今いくらあるか」が一目でわかる。
これが良かった。夫が「俺たちにはお金がある」という感覚を持てるようになったから。「お金がない」という漠然とした不安が消えると、余計なものを買いたくなる衝動が自然と減っていった。
消費・投資・贅沢で支出を整理した
支出を3種類に分類するようにした。
- 消費:生活に必要なもの(食費・光熱費・家賃など)
- 投資:将来への種まき(積立NISA・保険・教育費)
- 贅沢:意識的に楽しむための支出(外食・旅行)
「これは消費か、贅沢か」という視点が身につくと、無駄な出費が自然と減っていった。
貯金ゼロから2,500万円への道のり
資産が本格的に増え始めたのは、NISAを始めてから。夫が2018年に口座を開設した。最初は少額。でも長期・積立・分散が大事だと学んでから、コツコツ続けた。
でも最初からうまくいったわけじゃない。
最初の頃は知識がなく、ランキング上位の「毎月分配型投資信託」を購入してしまった。「分配金がもらえる=得」だと思っていた。でもそれは違った。分配金が出るたびに元本が削られていた。
FXも触ったことがある。信用取引で一夜にして数十万円を失った。ギャンブルと変わらないと思った。
失敗を重ねながら、少しずつ「長期・低コスト・インデックス」という方向に移行していった。
今もまだ悩み中
今の資産配分は、おおよそこんなイメージ:
- 積立インデックス(NISA・iDeCo)
- 個別株
- 債券と現金
現金比率が高いことは自分でも気になっている。機会損失かもしれない。子どもの大学資金の置き場についても、まだ正解が出ていない。
完璧な答えはない。でも考え続けることが大事だと思っている。
【まとめ】夫のお金使いすぎで貯金ゼロだった私が2,500万円を築いた話
この記事では、貯金ゼロから2,500万円を築いた私たち家族の話を書いた。ポイントをまとめる。
- 夫がギャンブルで給料・ボーナスを使い果たしていた時期があった
- ある日「負け」を認めた夫が主体的に変わった
- 先取り貯金・家計の見える化・支出の分類を導入した
- NISAを2018年から始め、失敗を重ねながら積立投資を続けた
- 今も現金比率・教育資金の置き場など悩みは続いている
2,500万円は、ある日突然できたわけじゃない。小さな積み重ねの結果だ。
「うちも変われるかな」と思っているあなたへ。まず一歩踏み出すことが大事。NISAの始め方や積立投資の具体的な方法は、こちらの記事もぜひ読んでみてほしい。


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