夫が禁煙して浮いた月2万円を投資に回した話|やめられた3つの決め手

夫がタバコをやめた決め手はお金|ぞうとコインと上向きグラフ 節約・家計

「やめたほうがいいのは分かってる」と言いながら、何年も吸い続けている。わが家の夫がまさにそうでした。

健康のためにやめてほしい。でも本人にその気がないと、家族が言っても届きません。実際、何度言っても変わりませんでした。

その夫が、いまはタバコをやめています。決め手になったのは健康の話ではなく、浮いたお金が 増えていくのが見えたことでした。

この記事では、夫がどうやってやめたのか、途中で危なかった場面、そしてタバコ代だった月2万円をどうしたのかを、正直に書きます。

夫のタバコ代は月2万円だった

まず金額から書きます。わが家の夫のタバコ代は月およそ2万円でした。

年間にすると24万円です。数字にしてみると大きいのですが、毎日少しずつ出ていくお金なので、家計簿の中では意外と目立ちません。ガス代や通信費のように「見直そう」という話にもなりにくい支出でした。

たんたん
たんたん

タバコってそんなにするの?

こつこつ
こつこつ

1年で24万円だからね。僕も数字にして初めてぎょっとしたよ

夫が禁煙できた3つの決め手

何度も「やめたら」と言ってきましたが、効果はありませんでした。実際に動いたのは、次の3つが揃ったときです。

  • 禁煙の本を読んだ:人に言われるのではなく、自分で読んで納得した
  • 禁煙補助薬を使った:気合いだけに頼らず、薬の力を借りた
  • 浮いたお金を投資に回した:やめた成果が数字で見えるようにした

特に大きかったのは3つ目です。禁煙は「我慢するだけ」になりがちですが、浮いたお金が積み上がっていくのが見えると、やめること自体にごほうびがつきます。

わたしがやったのは「見込み額を計算して見せる」ことだけ

健康の話をしても届かなかったので、途中からわたしは言うのをやめました。代わりにやったのが、浮いたお金を積み立てた場合の見込み額を計算して見せることです。

月2万円を積み立てたら何年後にいくらになるのか。ただそれだけを見せました。説得もお願いもしていません。数字を見た夫の反応が明らかに変わったのを、いまでもよく覚えています。

わが家の場合、家族が何度言っても動かなかったのに、金額が具体的に見えた瞬間に動いたのです。

禁煙補助薬は自己流にせず、医療機関に相談を

禁煙補助薬については、わが家は医療機関を利用しました。

厚生労働省の情報によると、禁煙外来では禁煙補助薬が処方され、条件を満たせば健康保険が使える場合があります。ニコチン依存症の判定や喫煙歴などの要件があり、年によって内容が変わることもあるため、詳しくは受診先や公式情報で確認してください(参考:厚生労働省「e-ヘルスネット」)。

薬局で買えるタイプもありますが、使い方や体質によって向き不向きがあります。取り扱いのある薬も時期によって変わります。自己判断で進めるより、一度相談したほうが結果的に近道でした。

一番危なかったのは飲み会の席

順調にいったわけではありません。夫が一番危なかったと言っているのは、飲み会で同席者が全員吸い出したときです。

自分ひとりだけ吸わない状況で、周りに煙があり、お酒も入っている。ここで吸ってしまう人は多いと思います。夫も「吸いそうになった」と言っていました。

この経験から学んだのは、禁煙は意志の強さより場面の問題だということです。危ない場面をあらかじめ想定しておくと、そのときの心構えが変わります。

まなびん
まなびん

どうしてがまんできたの?

こつこつ
こつこつ

正直あぶなかったよ。でもここで吸ったら振り出しだと思って踏みとどまったんだ

浮いた月2万円は、そのまま投資に回した

やめて浮いた月2万円は、使ってしまわないようにそのまま積立に回しました。生活費に混ぜてしまうと、いつの間にか消えてしまうからです。

回し先は全世界株式のインデックスファンド(いわゆるオルカン)です。個別の銘柄を選ぶ必要がなく、ほったらかしで続けられるものを選びました。

積立を始めてから1年以上が経ちました。やめた月から一度も止めずに続けていて、いまのところ積み立てた分は増えています。ただし投資なので、増える保証はありません。値下がりする時期も当然あります。それでも「タバコで消えていたはずのお金が残っている」という事実は変わりません。

※投資は元本が保証されるものではありません。金額や商品はご自身の判断で決めてください。

禁煙は「我慢」ではなく「置き換え」だった

振り返ってみると、夫の禁煙がうまくいったのは、我慢を頑張ったからではありません。

タバコに使っていたお金を、別のもの(将来の資産)に置き換えた。ただそれだけです。減らす話ではなく、移す話にしたことで、やめることが我慢ではなくなりました。

お金以外にも変化がありました。夫自身が体調の違いを感じているようです。これは数字にできない部分ですが、家族として見ていても、やめてよかったと思っています。

家計の見直しも同じだと感じています。わが家はガス会社を変え、格安SIMに乗り換えて年20万円以上を浮かせましたが、浮かせただけでは意味がありません。何に移すかまで決めて、はじめて効果が続きます。

夫が禁煙して月2万円を投資に回した話のまとめ

  • タバコ代は月2万円・年24万円だった
  • 決め手は「本を読む」「禁煙薬を使う」「浮いたお金を投資に回す」の3つ
  • 禁煙薬は自己流にせず医療機関に相談した
  • 一番危なかったのは飲み会で全員が吸い出した場面
  • 浮いた2万円は生活費に混ぜず、そのまま積立に回した
  • 禁煙は我慢ではなくお金の置き換えだった

家族が何度言っても動かなかった人が、数字が見えた瞬間に動きました。もし身近にやめたい人がいるなら、健康の話より先に「1年でいくらか」を計算してみるのも一つの方法かもしれません。

わが家がどうやって固定費を下げたのかは、こちらの記事に書いています。

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