子どもに水泳を習わせる理由|本を読んでも泳げないから月8,000円払う

子どもに水泳を習わせる理由|プールとゴーグルのイラスト 節約・家計

習い事の月謝を見直そうとして、水泳のところで手が止まったことはありませんか。

週1回で月8,000円前後。決して安くはありません。それでもわが家は、家計を見直すたびに水泳だけは残してきました。

目的は上達ではなく、水の事故から子どもを守ることです。そして厄介なことに、これは本を読んでも身につきません。節約も投資も手続きも、調べれば自分でできます。でも泳ぎだけは、水の中で体を動かした時間の分しか身につきません。だからお金を払って習わせています。

この記事では、わが家が水泳を続けている理由と、正直しんどかった時期、そして払っている金額を包み隠さず書きます。習い事を減らすか迷っている方の判断材料になれば嬉しいです。

わが家が水泳を習わせている理由は「水の事故から守るため」

結論から書きます。わが家が水泳を習わせている理由は、上達させたいからでも、大会に出したいからでもありません。水の事故から子どもを守るためです。

スポーツとしての水泳ではなく、安全のための水泳。そう位置づけているので、進級が遅くても焦りませんし、選手コースを目指してもいません。

きっかけは、子どもの水の事故のニュースだった

習わせようと決めたきっかけは、子どもが水の事故に遭ったというニュースを見たことでした。

毎年夏になると同じような報道が流れます。それまではどこか他人事として見ていました。ただ、自分の子どもの顔が浮かんだ瞬間から、見え方が変わりました。うちの子が同じ状況になったとき、泳げるかどうかで結果が変わるかもしれない。そう思ったのが始まりです。

実際に通い始めたのは幼稚園のころです。それから今もずっと続けているので、わが家にとってはすっかり生活の一部になっています。

まなびん
まなびん

なんでプールならわないといけないの?

こつこつ
こつこつ

海や川で困らないようにだよ。僕は泳げることが身を守る力だと思ってるんだ

子どもの溺水は「静かに起きる」と知って考えが変わった

調べていて一番こたえたのが、消費者庁の注意喚起にあったこの一文です。

「子どもは声や音を出さず静かに溺れることもあります。少しの時間、少しの水量と油断せず」(出典:消費者庁「子どもの水の事故を防ごう!」)

溺れるときは大声で助けを呼ぶものだと思っていました。実際は静かに沈むことがある。つまり、親がそばにいても気づけない可能性があるということです。

同じ資料では、0〜1歳は浴槽、5歳以上になると自然水域での溺水事故が最も多いとされています(出典:厚生労働省「人口動態調査」)。行動範囲が広がるほど、親の目だけでは守りきれなくなります。

本を読んでも泳げない。だから習わせています

わが家がお金の使い方で意識しているのは、調べれば自分でできることに、お金を払わないことです。

ガス会社の変更も、格安SIMへの乗り換えも、調べて動いただけで年に20万円以上が浮きました。手続きの知識は、本やネットで手に入ります。

でも泳ぎは違いました。本を読んでも泳げるようにはなりません。水に浮く感覚も、息継ぎのタイミングも、実際に水の中で体を動かさないと身につかないからです。

だからわが家にとって水泳の月謝は、知識で代替できない数少ない出費です。ここは削らないと決めています。

月謝は8,000〜10,000円。それでも削らない

わが家が払っているのは月8,000〜10,000円ほどです。年間にすると10万円前後になります。

正直に言えば、家計の中では大きな支出です。同じ金額を投資に回せばどうなるかも計算しました。それでも残しているのは、お金は後からでも増やせるけれど、命は取り返しがつかないと考えているからです。

その代わり、削れるところは徹底的に削りました。ガス会社の見直し、格安SIMへの乗り換え、シャワーヘッドの交換。固定費を下げた分で、削れない出費を守っているという感覚です。スマホ代を月2万円から6千円に下げた話は、格安SIM乗り換えの記事にまとめています。

たんたん
たんたん

おつきいくらかかってるの?

こつこつ
こつこつ

安くはないよ。でもほかの固定費を下げた分で払えてるんだ

正直しんどかったのは「行きたくない」と言われた時期

順調だったわけではありません。子どもが行きたがらない時期がありました。

毎週その話になるのはこたえます。理由を聞いても、はっきりした答えが返ってこないこともありました。やめさせるべきか、続けさせるべきか、何度も迷いました。

わが家が続けられたのは、目的を「上達」ではなく「安全のため」に置いていたからです。進級できなくてもいい、楽しくなくてもいい、水に慣れてくれればいい。そう考えると、休ませる判断もしやすくなりました。

何年も続けていると、こういう波は一度きりではありませんでした。その都度やめるか迷いましたが、目的が安全である以上、多少ペースを落としてでも続けたほうがいいと判断してきました。

安全のため以外に得られたのは「体力」

安全のために始めた水泳ですが、思わぬ効果もありました。体力がついたことです。

全身を使う運動を毎週続けるので、体が丈夫になったと感じています。安全のための保険のつもりが、日常の健康にもつながっていました。

子どもに水泳を習わせる理由のまとめ

わが家が水泳を続けている理由をまとめます。

  • 目的は上達ではなく水の事故から守ること
  • きっかけは子どもの水の事故のニュース
  • 子どもの溺水は静かに起きるため、親の目だけでは守りきれない
  • 泳ぎは本を読んでも身につかないので、お金を払う価値がある
  • 月8,000〜10,000円。固定費を下げた分で払っている
  • 行きたがらない時期もあったが、目的を安全に置くと判断しやすい

※水泳を習っていても水の事故は起こります。泳げるようになったから安心、ではありません。ライフジャケットの着用や、水辺での見守りとあわせて考えてください。

習い事を減らすか迷ったとき、「これは調べれば自分でできることか」と考えてみてください。自分でできることなら、お金ではなく時間をかければ済みます。できないことにこそ、お金を使う価値があると思っています。

わが家がどこを削って水泳の月謝を捻出したのかは、この記事に書いています。

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