※この記事は我が家の体験談・個人的な記録です。
「子どもにお金の教育をしたいけど、どこから始めればいいかわからない」と思っていた時期が私にもありました。

最初は難しそうと思っていたけど、子どもの「もっと預けたい!」という反応を見てから、早く始めればよかったって思いました。
我が家(夫がFP資格保有・公務員家庭)は、子どもが小学生になったタイミングからお金教育を始めました。今ではまなびん(息子)が自らお父さん銀行にお小遣いを預け、「投資ってかっこいい!」と言うようになっています。この記事では、我が家が実際にやってきたお金教育3つをそのまま書いておきます。
なぜ小学生からお金教育を始めたか
学校でお金の教育がほとんどない
2022年度から高校の家庭科で「資産形成」が必修化されました。でも小学校・中学校段階では、投資・保険・税金の話は授業にほとんど登場しません。夫(FP資格保有)が「学校では教えてくれないから親が教えるしかない」と言い、我が家でお金教育を始めるきっかけになりました。
体験で自然に身につくと気づいた
知識を教えるより、体験させる方が効果的だと実感しています。まなびんがお父さん銀行に預けて利子を受け取ったとき、目を輝かせて「また増えた!」と言いました。その表情を見て「これがお金教育だ」と思いました。
実践① お父さん銀行で「お金が増える体験」をする
お父さん銀行の仕組みと年利4%の根拠
「お父さん銀行」は、子どものお年玉やお小遣いを親に預けると年利4%の利子が受け取れる、家庭内の疑似銀行の仕組みです。まなびんは現在、お年玉・誕生日プレゼントで受け取ったお金の一部をお父さん銀行に預けています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 金利 | 年利4%(S&P500平均リターン約7%-インフレ率約3%) |
| 預け入れ元 | お年玉・お小遣いなど子ども自身のお金 |
| 引き出しルール | 「使う予定のお金は最初から預けない」「預けたら15年以上引き出さない」 |
| 利子の原資 | 親のオルカン(全世界株式)投資の運用益から支払い |
年利4%の根拠は「S&P500の平均リターン約7%からインフレ率約3%を引いた実質リターン」。まなびんにも「なぜ4%なのか」を説明したら、興味を持って「もっと預けたい」と自分から言い出しました。

お父さん銀行、利子がもらえるからどんどん増えていくんだよ!銀行より全然お得!
実践② リベ大「お金の大冒険」で楽しく学ぶ
リベラルアーツ大学(リベ大)が出した子ども向けのお金の絵本「お金の大冒険」を家族で読みました。「稼ぐ・貯める・増やす・守る・使う」という5つのテーマをマンガとゲームで体験できる構成で、まなびんも夢中になって読んでいました。
絵本を読んだ後、まなびんが自分から「お父さん銀行って『増やす』だね」と言ったのが印象的でした。お金の言葉が自然に子どもの口から出るようになったのは、この絵本のおかげだと思っています。

難しい言葉を使わずに「お金を働かせる」という感覚を体験で伝えるのが一番大事。理屈より先に体験させる。
実践③ こどもNISAで長期積立を体験させる
ジュニアNISA(こどもNISA)は2023年末で終了しましたが、2024年からの新NISAでは18歳未満は親名義の口座で運用し、18歳以降に本人名義に移行するという活用が可能です。我が家ではまなびん名義の積立を、現在口座開設手続き中で、まもなくスタートします。
子ども自身が「自分のNISA口座がある」という感覚を持つことが、将来的な金融リテラシーにつながると考えています。「お父さん銀行に預けて増える」という体験に加えて、「もっと長い時間をかけて増やす」という感覚をNISAで体験させたいというのが我が家の方針です。
お金教育を始めて変わったこと
お金教育を始めてから、まなびんの行動や言葉が変わりました。
- お年玉をもらったら「いくら預けようかな」と自分で考えるようになった
- 「投資ってかっこいい!」と言葉にするようになった
- 「これはいくら?」「高い?安い?」と物の値段に興味を持つようになった
- 「お金は使うと減るけど、預けると増える」という感覚が自然に身についている
難しい説明をしたわけではありません。体験を通じて自然に身についた変化です。「学校では教えてくれないなら家で体験させる」という方針で続けてきた結果です。
お金教育を始める前の私の不安と、始めてみての正直な感想
お金教育を始める前、私には不安がありました。「難しい話をして子どもが嫌いになったら嫌だな」「FP資格を持つ夫に任せた方がいいのかな」という気持ちです。
でも実際に始めてみると、子どもは思っていた以上に柔軟です。利子の話をしたら「じゃあ全部預ける!」と言い出すほど興味を持ちました。難しい説明よりも「実際にお金が増えた」という体験の方がよっぽど効果的でした。
親が「お金の話は難しい」と思い込んでいるだけで、子どもはシンプルに「増えるのは嬉しい」と感じるものだと気づきました。お金教育のハードルは、子どもより親の方が高いかもしれません。
公務員家庭だからこそお金教育が大事だと思う理由
夫(公務員)は副業が制限されています。私(妻)は個人事業主として働いていますが、それでも「給与以外の収入源を持つ」ことの大切さを子どもに伝えることは、どの家庭でも共通して重要だと感じています。お金に働いてもらう感覚を子どものうちから身につけさせることが、我が家の方針です。
まなびんが大人になったとき、どんな職業を選ぶかはわかりません。でも「お金の仕組みを知っている」「投資を怖がらない」という土台だけは、今のうちに作っておいてあげたいと思っています。それが我が家のお金教育の一番の目的です。
お父さん銀行を始めて実感したのは、「子どもにとってお金は体験で学ぶものだ」ということです。利子の仕組みを言葉で説明するより、実際に利子が振り込まれる場面を見せる方が何倍も効果的でした。まなびんが「また増えてる!」と目を輝かせるたびに、体験型お金教育の大切さを再確認しています。
お金の絵本については、リベ大「お金の大冒険」以外にも、お金にまつわる絵本を図書館で借りて一緒に読む習慣を作っています。「絵本でお金の話をする」という自然な流れがあると、子どもも構えずに聞いてくれます。特別な教材がなくても、日常の中でお金の話ができる環境を作ることが大事だと思っています。
我が家が子どもとお金の話をするようになって、もう一つ変化がありました。夫婦間でもお金の話をしやすくなったことです。マネーフォワードで家計を共有し、毎月の積立状況をまなびんの前でも話すようにしています。「うちはこれだけ積み立ててるんだよ」という話を子どもの前でするだけで、自然とお金への意識が育っていきます。お金教育は子どもだけでなく、家族全体のお金への向き合い方を変えてくれるものだと実感しています。
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【まとめ】我が家のお金教育3つ
- ① お父さん銀行(年利4%)で「お金が増える体験」をさせる
- ② リベ大「お金の大冒険」で楽しく体験学習
- ③ こどもNISAで長期積立を体験させる(口座開設中)
お金教育に「正解」はないと思っています。この記事はあくまで我が家がやってきたことの記録です。ご家庭の状況に合わせて、できるところから始めてみてください。


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