パパ銀行を実践中|164,000円×年利4%の我が家の全記録

お金の基礎

※この記事は我が家の体験談・個人的な記録です。

「子どものマネーリテラシーを高めたいけど、どこから始めればいい?」と感じていませんか。我が家も同じでした。そのときに出会ったのが『パパ銀行のマネー哲学』(デーヴィッド・オーウェン著)という本です。

はなきん
はなきん

この本を読んで、うちでも「パパ銀行」を始めました。まなびんが自分から「預ける」と言うようになったのはそれからです。

我が家では本を参考にしてFP資格を持つ夫が「お父さん銀行(年利4%)」をスタート。まなびん(息子・小学生)は現在164,000円を預け入れています。この記事では、我が家のパパ銀行の仕組みと3年間の実録をそのまま公開します。

パパ銀行とは?仕組みを簡単に説明

まなびん
まなびん

パパ銀行ってふつうの銀行とちがうの?

パパ銀行とは、親が「銀行」になって子どものお金を預かり、約束した利率で利子を支払う家庭内の仕組みです。子どもが「お金を預けると増える」という体験を実際のお金で学べます。

市販の銀行の普通預金金利はメガバンクで年0.1〜0.2%程度(2026年5月時点)。パパ銀行では年3〜10%程度に設定する家庭が多く、「貯めると確実に増える」という感覚を子どもが体験で学べます。我が家は年利4%に設定しました。

我が家が年利4%にした根拠

「なぜ4%?」という疑問に対して、FP資格を持つ夫の説明はシンプルでした。

  • S&P500(米国株インデックス)の長期平均リターン:約7%
  • インフレ率を引いた実質リターン:約4%

「世界経済の成長に投資したときの実質リターン」が根拠です。まなびんにもこの説明をしたら「なんで4%なの?」という疑問が「世界中の会社が成長しているから」という答えにつながり、自然と投資の話ができるようになりました。

4%にこだわる必要はありません。大切なのは親が無理なく払い続けられる金利を設定することです。年3〜5%の範囲で、ご家庭の事情に合わせて決めれば十分です。

まなびん
まなびん

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我が家のパパ銀行の全記録

預け入れ状況(2026年5月時点)

まなびんの現在の預け入れ額は164,000円です。お年玉・誕生日プレゼントのお金を少しずつ積み上げてきた金額です。年利4%で計算すると、年間の利子は6,560円になります。

「何もしていないのに6,000円以上増えた」という体験が、まなびんのお金への意識を大きく変えました。お年玉をもらうたびに自分から「いくら預けようかな」と考えるようになっています。

通帳(記録ノート)の使い方

我が家では市販のノートを「パパ銀行通帳」として使っています。預け入れ日・金額・残高・利子の計算を手書きで記録しています。まなびんと一緒に「10,000×4%=400円」という計算をすることで、算数とお金が自然に結びつきます。

利子の支払いは年1回・誕生日に現金で手渡しています。振込では実感が薄いため、現金での手渡しにこだわっています。最初に利子を受け取ったときのまなびんの表情は忘れられません。

引き出しのルール

  • 使う予定のお金は最初から預けない(生活費・欲しいものは別管理)
  • 預けたら15年以上は引き出さない

このルールをまなびんと最初に共有したので、「あのお金返して」というトラブルは一度もありません。「預けたお金は長期運用のもの」という感覚が自然に身についています。

パパ銀行を始めてまなびんが変わったこと

  • お年玉をもらったら「いくら預けようかな」と自分で考えるようになった
  • 「銀行より4%の方がお得」という金銭感覚が身についた
  • 「早く預ければ早く増える」と複利の感覚を理解し始めた
  • 物を買う前に「本当に必要か」と考えるようになった
はなきん
はなきん

利子を渡したとき、まなびんの目が輝いてたんです。「何もしてないのに増えた!」ってびっくりしてて。あの笑顔が忘れられないです。

利子の原資はどこから出しているか

「親が利子を払うのは家計の負担では?」という疑問があると思います。我が家では、オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)への毎月の積立投資のリターンから、まなびんへの利子を賄うイメージで運用しています。

164,000円の年利4%は6,560円。積立投資のリターンから見ると無理のない金額です。「投資の果実を子どものお金教育に活かす」という発想が気に入っています。無理のない金利設定が長続きのコツです。

注意点・税務について

親から子へのお金の受け渡しは、金額によっては贈与とみなされる場合があります。年間110万円以内の贈与は贈与税の基礎控除の範囲ですが、個別の状況によって異なります。不安な方はFPや税理士への相談をおすすめします。(我が家のまなびんへの利子は年6,560円で、基礎控除の範囲内です)

パパ銀行を3年続けて気づいたこと

パパ銀行を始めて3年が経ちます。当初は「子どもが興味を持ってくれるか」と不安でしたが、実際に始めてみると子どもの反応は想像以上でした。

一番の変化は「お金を使う前に考えるようになった」ことです。以前は「欲しい!」と言ったらすぐ買ってほしがっていたまなびんが、「これを買ったらパパ銀行に預けるお金が減る」と自分で計算するようになりました。これは親から教えたのではなく、体験を通じて自然に身についた変化です。

また、パパ銀行をきっかけに家族でお金の話をする機会が増えました。「今月の利子はいくら?」「積立はどのくらい増えてる?」という会話が自然に生まれています。子どものお金教育は、家族全体のお金への向き合い方も変えてくれると実感しています。

将来的には、まなびんが自分のお金を実際の投資口座で運用できる年齢になったとき、パパ銀行での体験がベースになると思っています。「複利で増える」「長期で持つほど有利」という感覚はすでに身についているので、そのまま本物の投資教育に移行できると考えています。

ちなみに、たんたん(娘・小学生)もそのうちパパ銀行を始める予定です。きょうだいで「誰が多く預けているか」を競い合う日が来るのが楽しみです。お金を貯めることが「ゲーム」のように楽しくなる仕組みが、パパ銀行の一番の魅力だと思っています。

参考にした『パパ銀行のマネー哲学』(デーヴィッド・オーウェン著)は、著者が実際に自分の子どもたちに「パパ銀行」「パパ証券取引所」を設けて経済教育を実践した記録です。「子どもが自分のお金で買うようになると、むやみやたらに欲しいものをねだらなくなる」という実体験が書かれており、我が家でもまさに同じ変化が起きています。子どもへのお金教育に興味のある方にはおすすめの一冊です。

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【まとめ】我が家のパパ銀行

  • 『パパ銀行のマネー哲学』(デーヴィッド・オーウェン著)を参考に開始
  • 年利4%の根拠はS&P500長期実質リターン
  • まなびんは164,000円を預け入れ中・年6,560円の利子を毎年受け取っている
  • 通帳(記録ノート)で親子一緒に計算・記録する
  • 「何もしていないのに増えた」体験が子どもの金銭感覚を変えた
  • 利子の原資は親の積立投資のリターンから

パパ銀行は難しい知識がなくても始められます。これは我が家の記録であり、すべての家庭に当てはまるわけではありません。ご家庭の状況に合わせて、無理なく続けられる仕組みを親子で相談して決めてください。※本記事の情報は2026年5月時点のものです。

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