※本記事はアフィリエイト広告を含みます。
「子どもにお金のことを教えたいけど、何から始めればいい?」
わが家が3年前に始めたのが、親が銀行になって子どものお金に利子を払う「パパ銀行」です。
金利は年4%。小学生の息子は、主にお年玉の164,000円を預けていて、毎年誕生日に6,560円の利子を受け取っています。
3年続けてわかったのは、「何もしなくてもお金が増える」体験が、投資の入口になるということでした。
- パパ銀行の仕組みと、金利を年4%にした根拠
- わが家の預け方・利子の渡し方・2つのルール
- 3年で息子が変わったこと(うまくいかなかった話も)
この記事を読めば、わが家のやり方をそのまま真似して、パパ銀行を始められます。
パパ銀行とは|親が銀行になって利子を払う
パパ銀行は、親が「銀行」になって子どものお金を預かり、決めた金利で利子を払う、家の中だけの仕組みです。わが家では「お父さん銀行」とも呼んでいます。
もとになったのは、『パパ銀行のマネー哲学』(デーヴィッド・オーウェン著)という本です。夫がこの本を読んで、わが家でもマネして始めました。

パパ銀行って、ふつうの銀行とちがうの?

預けたお金に利子がつくのは同じ。でも、僕の銀行のほうが利子がずっと多いんだ^^
わが家のパパ銀行の金利は年4%|決めた根拠
銀行の普通預金の金利は、年1%にも届きません。パパ銀行では、それより高い金利にして「預けると増える」がはっきり見えるようにします。
わが家の年4%は、FP資格を持つ夫がこう決めました。
- 米国株(S&P500)に長く投資したときのリターンを、年約7%と見積もる
- そこからインフレ率(約3%)を引く
- 残りの約4%を、パパ銀行の金利にする
世界中の会社にお金を預けたとき、物価が上がった分を引いても残るくらいの利回り、という考え方です。
大事なのは、親が無理なく払い続けられる金利にすることです。4%にこだわる必要はありません。
| 預けた額 | 年4%の利子 |
|---|---|
| 10,000円 | 400円 |
| 50,000円 | 2,000円 |
| 164,000円(わが家) | 6,560円 |
わが家のパパ銀行のやり方
預けているのは、主にお年玉
息子が預けているのは164,000円。ほとんどがお年玉です。お年玉をもらうと、自分から「預ける」と言ってきます。
利子は年1回、誕生日に現金で手渡し
利子は年に1回、誕生日に現金で渡しています。残高に足すだけより、手で受け取るほうが「増えた」を実感できるからです。
利子を受け取るときの息子は、毎回満面の笑みです。
記録はパソコンで
預けた日・金額・残高・利子は、パソコンで管理しています。
ルールは2つだけ
- 使う予定のお金は、最初から預けない
- 預けたら、15年以上は引き出さない
始めるときにこの2つを息子と決めたので、「預けたお金を返して」と言われたことは、3年間で一度もありません。
3年で息子が変わったこと
お年玉で「いくら預けようかな」と考える
お年玉をもらうと、まず「いくら預けようかな」と考えるようになりました。もらったお金を、使うか預けるか、自分で分けています。
「買ったら預けるお金が減る」と計算した。でも…
欲しいゲームがあったとき、息子は「これを買ったら、パパ銀行に預けるお金が減る」と自分で計算していました。
結局、ゲームは買いました(笑)。
それでいいと思っています。買う前に「減る」と考えたことが、パパ銀行を始める前にはなかった変化だからです。

お兄ちゃん、ゲーム買っちゃったの?

買ったよ。でも、ちゃんと計算してから決めたんだ。それが大事なんだよ。
利子が「投資の入口」になる理由
利子を受け取った息子が驚くのは、「何もしていないのに増えた」ことです。
その利子は、どこから出ているのか。わが家では、私が積み立てているオルカン(全世界株式の投資信託)の運用益から払うイメージで続けています。
つまり、息子の利子の元は、世界中の会社が働いて増やしたお金です。
「お金を預けると、お金が働いて増える」。この感覚を、子どものうちに体験で知ってほしい。それが、わが家がパパ銀行を続けている理由です。
大人になって自分で投資を始めるとき、この体験が入口になると考えています。
パパ銀行の注意点
贈与税
親から子どもにお金を渡すと、金額によっては贈与税がかかります。贈与税には年110万円の基礎控除があり、わが家の利子は年6,560円なので、この範囲に収まっています。
親の負担
利子は親の財布から出ます。預ける金額が増えるほど、払う利子も増えます。続けられる金利と、預かる金額の上限を、最初に決めておくと安心です。
お金の仕組みを親子で知るなら、本もおすすめです。わが家では、息子と『漫画 お金の大冒険』を一緒に読んでいます。
パパ銀行の金利と始め方のまとめ
- パパ銀行は、親が銀行になって子どものお金に利子を払う仕組み
- わが家の金利は年4%(夫の見積もり:株のリターン約7%−インフレ約3%)
- 利子は年1回、誕生日に現金で手渡し
- ルールは「使う予定のお金は預けない」「15年は引き出さない」の2つ
- 「何もしなくても増える」体験が、投資の入口になる
まずは、次のお年玉から始めてみてください。金利は、親が払い続けられる数字で大丈夫です。
わが家が親のお金でやっている「毎月の国債」の話も、あわせてどうぞ。

※金利や税金の情報は、2026年10月時点のものです。

